2021/09/01
GRIZZLY CUP 第三回浅間T.T.レース開催
2021/06/26
1959 年
浅間火山レース
ASAMA VOLCOM RACE
22日午前のクラブマンレース
500ccと501cc以上のクラスには
BSAのゴールドスター、A7、A10、
トライアンフはT100、TR5、T110、TR6、6T、
などがエントリー!!
他にもアリエル、AJSなども
エントリーされています。
面白いのは59年当時から
旧車クラスが存在していた事ですね。
戦前30sの欧州車やアメ車がエントリーされていますね。
エントリーリストだけ見ていても
とても面白いのですが
広告も多く掲載されており、
それら当時の広告などを見るのも
面白いものです。
店に置いてありますので、
興味のある方はぜひ手に取って
ご覧ください。
2021/05/25
1961
TRIUMPH
TR5AC
'61年のみの激レア
北米輸出専用コンペモデル
輸入車新規登録及び、
諸整備をやらせていただきました。
輸入直後港の倉庫へ引き取りに
車両と初対面のオーナー様
本国のVMCCから発行された証明書付き!!
ちゃんと販売元も
Johnson Motors
タコドライブ付きのタイミングカバー
デスビなのでポイントはありません。
500ccモデルは650ccよりも3年早く
'60年からユニットになってます。
なので、ユニットでもこの'61は別体と同じ
フロントエンドが使われています。
メーターもクロノメトリックです。
ちなみに、本来はコンペモデルなので
タコメーターのみですが、
前オーナーにより街乗り用にスピードメーターに換装してありました。
ユニットにBATES シートを取り付けた際の泣き所、
オイルタンクキャップも当時に移設されております。
このあたり、
コンペモデルでレース仕様のモディファイが施されていると
ホンモノ感がして凄く良いですね!!
職業病でしょうか!?
個人的にはむしろ使われているファスナー類、
ネジなんかが凄くきになります。
トライアンフいじるようになって
まだ20年ちょっとですが、
ネジ類の状態とか使われ方、選び方などで
おおよその車両のコンディション、
前オーナーの向き合い方や技量なんかが
ほんの少し想像できるようになりました。
現状で、50mph(80km/h)出すのが精一杯な状態
シフトも固くニュートラルにも入れるのも難しい状態でしたが、
なんとか70mph弱まではスムーズに加速し、
気持よく街乗り出来るようにはなったと思います。
ACイグニション+デスビ+モノブロックキャブ
なかなか手強い組み合わせでした。
個人的にも思いの強い"TR5"モデル
残念ながら70sになるとモデル名が乱用されてしまいますが....
恐らくこの'61TR5ACが最後の正統TR5シリーズではないかと思います。
激レアすぎてずっと幻だと思っていましたが、
こんな形でその最後のTR5モデル
TR5ACと携わる事ができ
とても有難い想いでいっぱいです。
ありがとうございました!!